キウイキウイ

リタイアの前と後でお金に対する考え方ってどう変えていくんだろうね

くるみくるみ

将来に備えて、ポイントだけでも知っておきたいよね

とろとろ

それじゃあ、リタイアの前と後でそれぞれポイントになるお金の考え方を話してみましょうか

 日本は「人生100年時代」を迎え、「70歳代まで働く時代」になったと言う人もいます。

社会全体が高齢者を支える仕組みが疲弊している現在、「公的年金」や「企業年金」などの支給にたよるだけでは、楽しい老後を送れなくなってきています。

自分で好きな時間を過ごしたいのであれば、自分で何とかするしかありません。

「人生100年時代」を見通して、徹底して家計を戦略的に考えることが、「金持ち老後」を実現する近道と言えるかもしれませんね。

この記事では、リタイアした後のお金についてどう考えればいいか迷っている方のために、リタイアの前と後に分けて、守るべき「原則的な方針」を検討してみましょう。

この記事を読むことで、リタイア後のための「資金準備」や「資産運用」はどうあるべきかが分かり、自分の「老後の資金」について論理的に考えるきっかけにすることができるかもしれません。

この記事を読んでほしい人

リタイア後のお金について原則的考え方を知りたい人

リタイア前にどんな資金準備をするべきか検討中の人

老後準備のために家計の現状を把握したい人

リタイア後の資金調達の手段を知っておきたい人

老後の資金計画を節約だけで考えている人

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お金の準備をリタイア前から考えておく

 日本人の平均寿命は2016年の統計では、男性が「80.98歳」、女性が「87.14歳」になったそうです。

今後、医療や介護技術の発達などにより、平均寿命はさらに延びることが予想されます。

「生きる時間が長く」なれば、当然生きるために「必要なお金も増えて」きますよね。

特に、サラリーマンは定年退職を機に、収入をめぐる状況が大きく変化します。

サラリーマン以外の方も、だいたい60~70歳を境にリタイアする事が多いようです。

さてそれでは、その時が来るまでに気を付けておくべきことは何なんでしょうか?

その時を迎えて困ってしまわないように、リタイア後の人生を見越してやっておくべきことへの「基本的な考え方」は検討しておいたほうがよさそうです。

定年後に心配なこと

 日本は、2001~2006年の小泉内閣のときに、「二極化」を容認する社会構造にかじを切っています。

そもそも日本は、戦後、国民がみな中流になれる社会づくりを目指してきました。

「年金」「医療保険」「雇用保険」「生活保護」などの「セーフティーネット」を整備して、手厚くすることで格差を縮める社会を築こうとしてきたと言えます。

その結果「高度経済成長」「バブル景気」など、社会の中間層の人数が多くなることで経済的なボリュームを出し、好景気を作り出して、世界から「奇跡の復興」と呼ばれるほどの経済回復を遂げました。

ちなみに、第2次世界大戦後10年ほどの間に大戦での経済基盤の破壊を克服して、奇跡的な復興を成し遂げることができた国は「イギリス」「フランス」「ドイツ」「イタリア」などであり、中でも「ドイツ」は頭一つ分抜きんでています。

「日本」は「ドイツ」に匹敵する以上の復興を成し遂げたわけですが、その主役は「中流階級」でした。

それを、保護する政策をやめて二極化を容認したことで、日本もアメリカ型の社会構造に近くなり、企業業績や不動産価格などあらゆる分野で二極化が進みました。

2005年には、光文社から出版された「下流社会」という書籍がベストセラーとなり、「下流」という言葉が早くも広がっています。

その後、2015年になり「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」という書籍が出るに及んで、「下流老人」という造語も市民権を得たと言えます。

二極化は「個人の実生活レベル」でも進行していますが、もっと良くないのは「意識レベルでの格差」が広がり、それが「固定化」「身分制度化」することでしょう。

自分が「下流老人」にならないように、「できることを今のうちからしておく」ことが非常に重要です。

将来への準備が「できる人」と「できない人」の差は、老後の不安を現実のものとし、絶望的格差につながる可能性をいっきに高めます。

資産運用についての考え方はどうあるべき?

 そうした不透明な老後を生き抜くには、「運用が可能な資産」や「運用の技術」を把握しておくことも大事になってきます。

インフレが起きると、「預金」よりも「資産運用」をした方が有利な状況になります。

預金の「利息」がほとんどつかず、インフレによる貨幣価値の下落で、貯蓄の金額はかわっていなくても価値が「目減り」するという現象が起きるからです。

「投資」にはさまざまな種類のものがありますが、老後の資産運用で「投資」に興味があるなら、まずは「小さい規模」で「資産運用」を体験しておくことがいいのではないでしょうか。

退職金や貯蓄を、リタイア後にいきなり大規模に動かして投資をすることは、リスクが大きすぎると考えて間違いないでしょう。

退職金をつぎ込んで、いきなり「投資デビュー」という話はよく聞きますが、損失を出して状況を悪化させるという話もよく耳にしますので、「資産運用をするなら必ず小額から始める」ことが失敗をしないための前提になるかもしれません。

「投資」については、「失敗しないこと」が「成功とイコール」と考えるくらいの慎重さはあってもいいと思います。

また、「投資」に興味があっても「向き不向き」ということも考慮する必要があります。

「投資」との相性は「本人の性格」でほぼ決まりますので、「すぐにアツくなる人」「短期間で大きな利益を求める人」「気になってしょうがない人」「損失に対する許容度が低い人」などは「投資」とは相性が悪いと考える方がよさそうです。

「投資」と相性が悪かったり「資産運用」が苦手であるなら無理にしなくてもよく、「預貯金」や「債権」などの元本保証があるものを中心にポートフォリオを組み立てていけばいいだけなので、あまり必要以上の心配はいりません。

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【人生設計】不足分の準備をして暮らしを豊かにする

必要な手を打っておけば問題ない?

 大切なのは、未来の予測に一喜一憂する必要はあまりなく、「想定できる先行き」や「可能性のあるリスク」を把握したうえで、それを踏まえて「自分がどういう老後を送りたいか」を思い描くということでしょう。

それに対して「必要な手を打ち」「自分にできることをしておく」ということが、考え方の基本となります。

あくまで「やれることをやる」という、よい意味での「割り切り」は必要となってくるかもしれません。

近い将来起こるであろう「リタイヤ後の収入の縮小」に対応して、合理的に「支出の規模を減らす」ことができれば、よほど不運でない限り家計としては破綻することはないと考えられます。

直前まで収入いっぱいの生活を続け、リタイア後に急にこじんまりした生活に変化させることはかなり難しいでしょう。

それが、老後に必要なお金さえも「以前の生活レベルを維持する費用に食われる」結果をまねき、「貧乏老後」へ一直線ということになります。

50歳代は、「自分の生活の質を保ちながら、可能な限り合理的に支出の規模を小さくしていく」ことに余裕をもって手を付けられる、「最後の時間」という言い方もできそうです。

まずは家計の現状を把握すること!

 そもそも、毎月いくらくらいあれば生活していけるのかを、把握することが大切です。

家計の実態を把握できれば、老後の生活環境を予想して対策が立てられます。

それには、まず「家計簿」をつけることがおススメ。

その際、あまり細かく分類を設定する必要はありません。

大切なのは「どんなくくりの費用」に「1か月どれくらい支出した」かを「総額」で捉えること。

それと「1か月の収入」および「1年を通した支出金額の推移」が把握できればいいでしょう。

ここで必要な考え方は「収入を多くする」ことよりも、支出を含めて見た「収支のプラスを多くする」ということだと思います。

年収1000万を稼ぐ人が、生活費・教育費・遊興費などの支出がかさみ、貯蓄がほとんどできていないという例も耳にすることがあります。

1000万プレイヤーなら問題ないと考えるかもしれませんが、いくら「収入」が多くても「収支」が赤字なら「金持ち老後」とはほど遠い状況に陥る可能性が高くなります。

どうしても必要な生活資金以外は「すべて貯蓄に回っている」ことが、「金持ち老後への道」になると言えそうです。

減らすと効果が高いのが、どちらかというと「変動費」よりも、毎月決まって発生する「固定費」であることは覚えておいてください。

「固定費」と言えば、現在加入している「保険」の棚卸をして「見直し」しておくことも大事でしょう。

タイミングとしては、「子供のいる家庭」は子供が自立した時点で見直し、「子供のいない家庭」もしくは「おひとりさま」は40代のうちに行なっておくのが基本。

「保険」は、「めったに起こらないが、いつ起こるか予想できず、もし起こったら自分の資産では対応不可能」なものに掛けるべきなので、

遅くとも50歳前後には一度「保険」の見直しをして、必要があれば再構成すべきと考えていいと思います。

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退職金は老後の生活資金の要

 リタイア後は、仕事から解放されることが多く時間も自由になることから、「退職金」や「それまでの貯蓄」で「大きな買い物」をしたり、「大きな投資」を手掛けたりする人がでてきますが、実はあまりいいことではありません。

「退職金」や「それまでの貯蓄」を、「長年働いたご褒美」とか「余裕資金」だと考えがちですが、そうではなく、「積み立てた給料の後払い」や「老後の生活資金」と言えます。

そのため、「自分にご褒美」とばかりに「豪華な旅行」に行ったり「金額の大きな買い物」をしたりすることや、「退職金投資デビュー」などで「規模の大きな資産投資」をいきなりおこなったりすることは、避けた方がいいでしょう。

いきなり大金を手にして気が大きくなってしまい、「浪費」や「投資」「投機」などに大きな金額をつぎ込みがちですが、それらは「老後の大切な生活資金」の母体となるものなので、「ムダ遣い」や「リスク」を徹底して回避することが「心構え」として必要になります。

「投資」「運用」による収入は、老後の「資金」としては「あった方がいい」とは思いますが、「いきなり」「大きな金額」で手を出すのではなく、キチンと「研究」して「小額」から運用をしていき「値動き」や「利回り」を実際に体験してから、じょじょに金額を大きくしていく方が最終的な儲けは大きくなるのではないでしょうか。

「研究し自ら考える」【仮説】⇒「小額による体験」【検証】⇒【仮説】⇒【検証】のサイクルがしっかりできていれば、少なくとも「致命的な損失」は避けられると思います。

【仮説】⇒【検証】が上手くいって、「利回り」が十分確保でき「採算」がとれそうだという時は、「投資」「運用」の金額を大きくしていくチャンスかもしれません。

【人生設計】老後生活の安全確保と正しい分散再配分

働き続けることのメリット

 リタイアした後も、何らかのカタチで「生涯現役」として働き続けることが「金持ち老後」の基本的スタンスとして重要です。

そもそも、生涯働き続ければ「老後」というものはないという考え方もあります。

仕事があれば「収入」が上積みでき「収支」が大きく改善できますし、さらに「老後」について回る「孤独」や、働くことで「心や体の健康」も得られ、いい影響が期待できます。

一般的な定年後夫婦の「公的年金では足りない金額」の平均は「年間約120万円」と言われていますので、月に10万円稼ぐことができれば、それを埋め合わせることができると考えられます。

また、働くことで自分の体調に敏感になり、結果として大きな病気の予防になりますし、社会のなんらかの役に立っていると思えることで精神面でも健全になることができるでしょう。

もちろん、仕事を通じていろいろな人と出会え、楽しい交流に発展することにもなるかもしれません。

できる限り長く働いて「収入の範囲」で生活を楽しむことができていれば、「貧乏老後」を心配することはあまりしなくてもよさそうです。

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年金をどうとらえるか?

 リタイア後の代表的な資金源である「年金」ですが、仕組みとしては疲弊してきており、それだけで老後生活を十分に送ることは難しくなっています。

「年金制度」をめぐる状況は年々厳しくなってきていますが、さすがに制度自体が無くなってしまうことは考えにくく、それはないだろうと思います。

ですが、出生率の低下などで「年金」を支える世代の人口が減っているので、社会保障の仕組みを守るため、今後「年金」の「支給額の減少」や「支給開始年齢の繰り下げ」などは、まだまだありそうですね。

リタイア時期を60歳前後とするなら、平均寿命が延びている現在ではリタイア以後10年~30年くらい、「人生100年時代」を考えると、長ければ40年ほど「老後生活」が続くことになるかもしれません。

年々「若い頃より動けなく」なっていき「収入も減っていく」中で、少ないとはいえ貴重な「定期的収入源」になりますので、できるだけ満額受け取れるようにキチンと年金保険料を支払っておくことは大切になります。

そのうえで、公的年金の「おトクな受け取り方」を選べることも知っておきましょう。

公的年金は、通常は「65歳」から受け取ることができますが、それより早く受け取る「繰り上げ受給」や、それより遅い年齢で受け取る「繰り下げ受給」も選ぶことができます。

「繰り上げ受給」は、1か月あたり「0.5%の減額」、「繰り下げ受給」は1か月あたり「0.7%の増額」となります。

仮に「70歳」で年金受給開始を選択すると、年間の年金支給額は「42%増額」となりますが、健康状態によっては受け取れる期間が短くなるかもしれないリスクがあります。

「81歳」まで長生きすれば、普通に「65歳」でもらった時よりも、総額で多くなり「おトク」と言えます。

長生きできる自信があれば、チャレンジしてみてください。

なお、「68歳」まで受給開始を待てば、「約25%増額」されるので、一般的に夫より長生きする妻の年金額を増やし、夫の死後の妻の「年金収入」を増額して確保しておくという考え方もあります。

節約よりも無駄な出費を減らすこと!

 リタイア後に急にこじんまりした節約生活に変化することはかなり難しいと以前の記事で書きましたが、「無理な節約」はかなりのストレスとなり結局は長続きしません。

「リバウンド」を起こして、生活費が増えてしまい「貧乏老後」へまっさかさまということも考えられます。

「老後経済」は「ムダな支出」を極力減らすことが効果的になります。

特に人付き合いに関しては「恥」も「外聞」も「義理」もすてて、可能か限り「シンプルな関係」にすることが、無駄な出費を抑えるコツになります。

「収入の確保」だけでなく、「支出の合理化」もあわせて考え、「収支をプラスにする」ことに徹することができれば、お金の心配はそれ程しなくてもいいということになります。

特に「老後」においては、「ムダな支出」を徹底的になくし「家計をシンプルにする」ことが大切になってきます。

「ムダな支出」をなくし1か月の支出を大幅に減らすことができれば、その削減の成果は「収支のバランス」というカタチで安心をもたらしてくれるでしょう。

この記事のまとめ

老後の生活を自由な時間にしたいのであれば、お金の準備をリタイア前から考えておく

経済的な二極化が激しくなっており、「資産運用」の重要性が高まっている

大切なのは「必要な手を打つこと」と「自分にできることをしておくこと」

「現状把握」の上「退職金」「勤労」「年金」などの各収入のポイントを押さえて管理運用していく

老後経済は、節約して切り詰めるのではなく、「ムダな支出」を洗い出して減らすことが大切

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